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ー解体工事の解体作業員とは?仕事内容・一日の流れ・向いている人をやさしく解説(求人にも役立つ)ー

解体作業員ってどんな仕事?役割をまず整理

解体工事の「解体作業員」は、建物や構造物を安全に取り壊し、現場を次の工事につなげるための要となる仕事です。重機で壊すイメージが強いですが、実際はそれだけではありません。作業員は、解体前の準備、周囲の安全確保、手作業での分解、廃材の分別・搬出、清掃まで幅広く関わります。現場は住宅、店舗、工場、倉庫などさまざまで、建物の造りや周辺環境によって手順も変わります。だからこそ「段取り」と「安全」が何より大切。未経験でも始めやすい一方、経験を積むほど任される範囲が広がり、職人としての価値が上がっていく仕事です。

ここからは、解体作業員の業務をもう少し具体的に分けて、初心者でもイメージできるように見ていきます。

解体作業員の主な担当範囲

解体作業員の担当は大きく分けると「準備」「解体」「片づけ」です。準備では、作業範囲の確認、養生、道具の準備、危険箇所の共有などを行います。解体では、内装の撤去や小さな構造物の解体、資材の取り外しなど手作業が多い場面もあります。片づけでは、廃材を素材ごとに分別し、搬出し、次工程が安全に入れる状態に整えます。現場によっては交通誘導や清掃の比率が高い日もあり、幅広い動きが求められます。

「壊すだけ」じゃないと言われる理由

解体はスピード勝負に見えますが、実際は周囲への配慮が不可欠です。粉じん、騒音、振動、飛散物など、近隣の生活に影響する要素が多いからです。作業員は、飛散を抑える工夫や、通路の確保、荷下ろし時の注意など、現場全体の雰囲気をつくる役割も担います。丁寧な作業員がいる現場は事故が少なく、作業が途切れにくいのが特徴です。

解体工事の流れと、作業員が関わるポイント

解体工事は、いきなり建物を壊すのではなく、段階を踏んで進みます。大まかな流れは「事前準備→手作業の撤去→重機解体→分別・搬出→整地・清掃」です。作業員は各段階で役割が変わり、特に撤去と分別・搬出で現場の質が決まります。なぜなら、撤去が丁寧だと重機が安全に動けて事故が減り、分別が正確だと現場が散らからず、工程がスムーズに進むからです。未経験の方は、まずこの流れを押さえるだけでも、現場での理解が一気に深まります。

ここでは、流れの中で作業員が意識するべきポイントを場面別にまとめます。

事前準備:安全と動線づくりが土台

準備段階では、危険箇所の確認、養生、道具や資材の配置などを行います。搬出経路に物を置かない、段差を把握する、転倒しやすい箇所を片づけるなど、地味ですが重要な作業です。現場では「きれいな現場ほど安全」と言われることがあります。準備が整っていると、解体中の迷いが減り、声かけもしやすくなります。

撤去・解体:手順を守るほど早くなる

内装材の撤去や設備の取り外しは、力任せにやると壊れ方が読めず危険です。固定点を見つけて外す、落下方向を考える、周囲とタイミングを合わせる、といった手順を守ることで結果的に早くなります。作業員は「次の工程が困らない状態」に整える意識が大切で、廃材をまとめる、釘を踏まないように処理するなど、細部の気配りが評価されやすいです。

一日の流れと現場でよく使う道具・動き方

解体作業員の一日は、朝の段取り確認から始まります。作業内容の共有、安全確認、役割分担を行い、午前は撤去や解体、午後は搬出や片づけに寄ることが多いです。ただし現場の状況によって比率は変わり、搬出が集中する日、撤去が中心の日など波があります。大事なのは、何をする日でも「危ない動き」を避けることと、チームの動きを止めないこと。経験者ほど、先回りして通路を空ける、廃材の置き場を整えるなど、現場が回る動きを自然にします。

以下では、初心者が知っておくと安心な道具や基本動作を紹介します。

よく使う道具と役割のイメージ

解体作業で使う道具は、取り外し・切断・運搬に分かれます。たとえば、こじる道具、叩く道具、締結を外す道具、切る道具、運ぶ道具などです。最初は道具の名前より「これは何のために使うか」を覚える方が早いです。道具を雑に扱うと事故につながるため、置き方や渡し方も含めて基本になります。道具を丁寧に扱える人は、それだけで信頼されやすいです。

現場で評価される動き方のコツ

評価されるのは、力がある人だけではありません。たとえば、次の作業がやりやすいように廃材をまとめる、通路の荷物をどかす、危険箇所を声に出して共有する、といった行動は現場を安全にします。初心者でもすぐ実践できるコツとして、次のような意識が役に立ちます。
・分からないまま進めず、短く確認する
・持つ前に置き場所を決める
・片づけを作業の一部として考える
・周囲の重機や人の動きを先に見る
小さな積み重ねで動きが洗練され、仕事が早くなっていきます。

向いている人・必要な姿勢と、求人応募前のチェック

解体作業員に向いているのは、体力だけでなく「安全意識」と「素直さ」がある人です。未経験でも、言われたことを守れる、声かけできる、整理整頓ができる人は伸びやすいです。反対に、無理をして一人で運ぼうとする、確認せずに進める、急いで雑になるタイプはケガにつながりやすいので注意が必要です。解体の現場はチーム戦なので、周囲と合わせるだけで仕事がやりやすくなります。求人を見て応募する際は、仕事内容が「解体のみ」なのか「撤去・搬出・分別まで含む」のかを把握するとミスマッチが減ります。

ここでは、応募前に押さえるポイントを分かりやすく整理します。

未経験から成長しやすい理由とキャリアの考え方

解体は工程がはっきりしているため、覚える順番があります。最初は清掃や分別、養生など安全寄りの仕事から入り、次に撤去や搬出、慣れたら段取り役を任される流れが多いです。コツコツ型の人ほど、現場で信用を積み上げやすいです。経験を積むと、現場のまとめ役、重機オペレーターの補助、段取りの指示出しなど、動きの中心になれます。まずは「安全に働き続けられる基本」を身につけることが、結果的に最短の近道になります。

求人選びで見ておきたいポイント

求人を見るときは、条件だけでなく働き方のイメージが持てるかが重要です。チェックしやすい項目をまとめます。
・担当する現場の種類(住宅中心か、店舗・工場も多いか)
・作業範囲(撤去・分別・搬出まで含むか)
・安全教育や現場ルールの有無
・チーム体制(複数人で動くか、少人数か)
・長く続ける前提で相談できる雰囲気があるか
現場仕事は続けやすさが大切なので、丁寧に選ぶほど後悔が減ります。

2026.02.16